高度医療(2016-11-03)

秋桜も見頃ですね。前日に耳の周りの毛を揃えてみたのですが、どうでしょう?
運動はせずに散策だけの朝です。
アイコンタクトばっちりやで!
それでも芝生広場に行きたいルーカスなのでした。
ルーカスを連れ出した後にかぐらっちゃんを病院に連れて行くことにしました。高度医療設備の整った大きな病院です。
症状を診ていただいて相談だけでもと考えて行ってみたのですが、意を決してCT検査をしていただくことにしました。原因不明のままで投薬を続けても良化が期待できないと感じられたからです。
嫌がって帰りたがってはいましたが、想像したほどではなかったです。むしろ楽でした。
最初に血液検査とレントゲンの検査をしていただきました。血液検査では、かかりつけの病院と同様に内臓疾患の徴候は認められず、レントゲンでも明らかな問題は分からずでした。
そこで麻酔をかけてのCT検査です。これで分からなければ、MRIなど他の検査も考えることにしました。

麻酔をかけて寝かせてから問題の部位が判明しました。喉です。口を大きく開かせて覗くと腫瘍のような腫れがあって血が滲んでいるのがわかりました。この腫れで食道を圧迫して食べにくくなっているようです。喉の周りに腫れを感じることは先生に伝えていました。リンパ節の腫れを心配していたのですが、違っていました。

CT検査では、他への転移の有無を診ていただき、問題部位と気になる箇所の細胞採取をしていただきました。採取した細胞は、病理検査で調べることになります。

幸いにも他の部位への転移は認められず、肺や胃腸その他の内臓も綺麗とのことでした。リンパ節の一部に気になる箇所はあるが、リンパ節に転移する場合、同時多発的に複数の部位で異常が出るので転移の可能性は少ないそうです。

あと夏場から慢性的な経過を辿っているので、悪性ではないことも期待できるそうです。いずれにしても病理検査の結果がわかってから今後の治療について考えることになります。
検査後のかぐらっちゃん、まだ麻酔から醒めたばかりでフラフラしています。

犬の高度医療の費用はそれなりにかかりましたが、行ってみてよかったです。写真を示しながらの説明は、とてもわかりやすくて説得力のあるものでした。ただ漠然と投薬を続けるのとは、まったく違います。何が問題なのか部位がはっきりしただけでも前進です。

病理検査の結果が出るまでには、1週間ぐらいかかるようです。

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