以前から犬に関わる本をいろいろ紹介しようと考えつつ、なかなか手がつかなかったのですが、ルーカスのこともようやく落ち着いてきたから始めてみようと思います。
まずは、今年の夏に出版されたばかりの新しい本で「ふーん」みたいな軽い気持ちで購入してみたのですが、自分にとってはすでにバイブルになっている本です。
「犬と遊ぶ」 レッスン テクニック: 見落としがちな「犬との遊び」は最大のトレーニング法だった!
さっきレビューなんかみたら割りと好評みたいなので、すでに読んだ方もいらっしゃるかもしれませんね。著者は、スウェーデンのドッグトレーナーでカラー写真の実例付きの説明でとても読みやすくわかりやすい内容になっています。スウェーデンで育成される犬の評価が世界的にとても高いので、そういう意味でもスウェーデン流の考え方とか興味深いものがあります。
1章 犬が人と遊ぶこと
2章 犬と「遊び」の関係
3章 たかがご褒美、されどご褒美
4章 ストレス、フラストレーション、期待感、集中力
5章 罰するトレーニング法とその科学的根拠
6章 犬の「学び」のメカニズム
人と犬の関わり方に特に決まりはなくて、基本的になんでもありだと思います。いろいろな場所に犬を連れて出かけて一緒に過ごしたり、ただ愛でるといったのもありだと思います。ひとつだけ必須といえるのは、犬が一番信頼している飼い主さんができるだけ一緒にいてあげることでしょうか。たぶん犬が一番望んでいるのは、それだと思いますから。
私のように犬と一緒に遊ぶこと、一緒に何かをするといった関わり方を望む場合は、遊びを通じてトレーニングするためのヒントが豊富に含まれている本です。「一緒に」というのが、かなり重要なキーワードになります。遊び方や犬のどこに注目すべきか、トリーツについての考え方、テンションのコントロールの仕方とか、なかなか書いてある通り簡単にはいかないのですがw トレーニングはともかくとして、もっとルーカスと通じ合うことができればと願っています。
以前から追いかけっこやボールで一緒に遊ぶということはありましたが、最近始めたリーシュやオモチャの奪い合いみたいなのは、この本の影響です。これから何度も繰り返し読み返したい本です。世界のドッグスペシャリストというシリーズの最初みたいなのですが、この後もあるんですかね?もしあるのであれば、とても楽しみ!
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2015.11.27 13:54
2015.11.27 07:11