2016.02.23 17:20犬の本(第5回)陽だまりの天使たち ソウルメイトⅡ命のことを考える本を紹介したから、もうひとつ命について考える本を紹介します。仕事柄、学び続けなくてはならなくて本を読む時間が欲しいのですが、やはりルーカス達のことが最優先になってしまい、なかなか読み進めることができません。積読も増えるばかりでこの本も最初は読むつもりがなかったのですが、目次を見るとフラットコーテッドレトリーバーの話があるではないですか!衝動的にポチっていました。たぶんですね、フラットの飼い主さんがこの話をご覧になると冒頭を少し読み進めるだけで、ああこんな話だと察しがつくと思います。この話の中のフラットは断肢しています。なぜ?と考えるまでもなくわかりますよね。悪性の腫瘍を患っているからです。病状が進行するとどうなるのか?そのときにどのよう...
2016.02.23 17:15犬の本(第4回)ある犬のおはなし 〜殺処分ゼロを願って〜Lucas diary をフォローしてくださっている方々は、たぶんルーカスやかぐらの写真を見て犬たちに間違いなく感情があることを判っていただけると思います。ルーカスの行動を見て人間ほどではないにしても論理的に判断していることも判っていただけると思います。前回の犬の本で犬は特別な動物というムツゴロウさんのお話を紹介しました。犬が特別なのは、人間以外のほかの動物と比較して突出したコミュニケーション能力を持っているからです。そうしたことを踏まえてこの絵本に目を通すとより応えるのではないでしょうか。こんな風に動物たちの殺処分ゼロを目標にかかげて活動される方が最近は増えましたね。Owndでフォローしてくださっている方の中にも何人もいらっしゃいます。ペット後進国と...
2015.12.21 14:00犬の本(第3回)犬はどこから…そしてここへムツゴロウこと畑正憲さんの著書です。犬好きは、必読の本ですねw 私も何度も読みました。単純におもしろいです。ただね、絶版なんですよw 中古の本でしか手に入らない、それでも犬が好きな人は読んでみるといいと思います。図書館なんかで置いてあるところもあるのでは?この地球上で人間を除いて犬だけが特別な動物だというムツゴロウさんの主張、ありとあらゆる動物に触れてきて一般的にあり得ない数の犬に触れてきたムツゴロウさんの言うことですから説得力があります。犬だけが人間と共生する動物なんです。ネコ派の方やその他の動物が好きな人は異論があるかもしれませんが、現実に警察犬や盲導犬はいても警察猫や盲導猫とかいないですからね。秀逸なのは、ムツゴロウさんが随分昔から犬が特別な動物...
2015.12.11 01:56犬の本(第2回)黄金の眼本当は違う本を紹介するつもりでしたが、私がルーカスのことで一生懸命になっている間に作家の船戸与一さんが亡くなられていたというのを知って、哀悼の意を込めて船戸与一さんが書いた犬の小説を紹介します。「黄金の眼」というタイトルの短編で蝕みの果実という短編集に含まれています。ロッキー山脈で山岳レンジャーとして働く日本人男性とバッキーという黄色い眼のシェパードの話です。黄色い眼をしたシェパードは、質が悪いと嫌われるらしく、それに加えてぐうたらなバッキーは山岳救助犬として役立たずと劣等扱いされていました。そんなバッキーのことを最後に「あれは黄色い眼なんかしてなかった。黄金の眼を持ってたよ。」と主人公に言わせるバッキーを描いた作品ですね。
2015.11.27 04:00犬の本(第1回)「犬と遊ぶ」 レッスン テクニック: 見落としがちな「犬との遊び」は最大のトレーニング法だった!以前から犬に関わる本をいろいろ紹介しようと考えつつ、なかなか手がつかなかったのですが、ルーカスのこともようやく落ち着いてきたから始めてみようと思います。まずは、今年の夏に出版されたばかりの新しい本で「ふーん」みたいな軽い気持ちで購入してみたのですが、自分にとってはすでにバイブルになっている本です。「犬と遊ぶ」 レッスン テクニック: 見落としがちな「犬との遊び」は最大のトレーニング法だった!
2015.04.13 20:00ワクチンとか雨天続きで読書。抗生物質の本と同じ著者の書いた本です。著者はニュートラルな感じでとても好感が持てます。結局、リスクのない医療はないからワクチンや抗生物質もリスクを超える利益が見込めるときに使うということで納得できました。犬の場合は、人間よりも情報が少ないからその辺りが課題ですよね。獣医さんなんかに判断材料としての情報をいただいたり、自分で愛犬の生活や状態を考えたり、愛犬自身が判断できないから飼い主が責任を負って判断するということです。いずれにしても二者択一の要否や良い悪いといったものではありません。なかなか参考になる二冊でした。
2015.04.13 02:39抗生物質について今年は雨が多いですね。なんか雨ばっかりな気がします。というわけで晴耕雨読。この本は、もちろん人間の医療について書かれたものですが、人間の医療でこれならば、犬の医療は。。。といった読み方はできます。