9:40〜11:40
検査前の血液検査では、GPTの値が前回から大きく上昇していました。白血球数等の上昇はなく予定されていた通りに治療が実施されました。
多剤併用プロトコールの2回目で投与された抗がん剤はサイクロファスファミドでした。DNA合成を阻害することで腫瘍細胞の増殖を抑える薬のようです。同時に利尿剤も投与され、まめに排尿させるようにとの申し送りがありました。
大きな病院なので、ルーカスの治療に飼い主は立ち会えません。ルーカスを主治医に預けて中に入る前にルーカスは必ず立ち止まってこちらをガン見します。行っといでというと中に進むのですが、治療後に帰って来た時にめちゃめちゃ吠えられます。なんで一緒に来んかったや!と言わんばかりの抗議行動です。ごめん、悪かったと言って謝ればすぐに吠えるのをやめて落ち着いてくれます。
ルーカスって他の人や犬には吠えたこともないし、もちろん噛んだりすることもありません。そもそも怒ったことがありません。ですが、飼い主の自分に対してだけは吠えたり、戯れ噛みして遊んだり何でもありでした。吠える時も何らかの意味がある時だけなので、意思疎通の方法のひとつだったと思います。
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