以下メモ。
・マダニ対策でフロントラインプラスを使う場合には1ヶ月に1回滴下
・外出後に全身を点検すること(特に頭、耳、目の縁、脚の指の間、背中、尻尾など)
・発見しても無理に取らない(確か専用の器具があったような)
・マダニは人体にも影響あり(ライム病、日本紅斑熱、SFTSなど)
・2013以降、野生動物のSFTSウイルス保有率が激増
・マダニからSFTSウイルスが検出された地域は31道府県(大阪府は今のところなし)
・犬バベシア症の発生地域はほぼ全国(北陸なんかはなし)
・マダニのピークは春と秋の年二回(対策は年間を通じて必要)
フィプロニル
農薬にも使用されている遅効性殺虫剤、皮膚に使用する場合の毒性は低いが、経口した場合の毒性は比較的高め、残留農薬としての基準値が定められている。食品安全委員会においてもヒトやイヌその他の各種毒性試験が行われている。
経口毒性 体重1kg当り1366mgの50%を飲むと短時間で死亡する程度
経皮毒性 体重1kg当り2000mgの50%
フロントラインプラスのフィプロニル含有量は100.0mg/ml
ということは、体重の軽い犬ほど危険度が高いということ?と思ったら小型犬種で死亡例もあった。
ミツバチやトンボその他虫や鳥の減少が問題となっている。
メトプレン
昆虫幼若ホルモン類似薬、無脊椎動物に対して強い影響、植物や昆虫の成長を阻害する作用、毒性についてヒトやその他哺乳類においては非常に低い危険性と考えられている。
フロントラインプラスの用法でおや?と矛盾のようなものを感じたのは、駆除を目的としているのに継続的に使用しなければならないということ。しかしノミについては予防効果もあるようなので、ノミ予防を目的とした場合には継続的に使用する必要があると考えられる。
ダニ対策を前提とした場合に外出後のボディチェックが確実かつ正確にできるのであれば、発見したときに滴下するための常備薬ということでよいような気もするのだが。。。それに室内で常に一緒に過ごしていて頻繁にボディチェック的なスキンシップがあって、なおかつ外出後は身体や脚を拭いたりするし気づかないほうがおかしいとも思う。それとダニが好みそうな場所に近寄らないようにするというのも重要なことかもしれない。
0コメント